独創性を評価!
「静岡さいこうデザイン」で地域産業賞を受賞

                    静岡県デザインセンター
                    (協)しずおか匠の会
▲このたび「静岡さいこうデザインユ97」の応募作品の中から地域産業賞を受賞した「藍染(下駄)」

 静岡県内で企画生産されている、機能的、デザイン的に優れた製品を選定推奨していこうと、静岡県では、五年前から「静岡さいこうデザイン」と銘打った事業を実施している。
 昨年度も、応募のあった五九点の製品を対象に選考が行われ、デザイン大賞一点を含む二一製品が各賞に選ばれた。
 このうち「地域産業賞」には、(協)しずおか匠の会の組合員である花森商店(花森広悦氏)が出品した藍染を生かした下駄が、そして「選定品」には、然林房(野田貞一氏)が制作した菓子器・文箱が選ばれた。
 同組合では、第一回から組合員の作品が入選しており、今回の二作品が入選したことで、組合員全員が受賞したことになる。
 この事業を担当する県デザインセンターでは、より多くの企業がこの事業に参加し、デザインに対する意識高揚につながればと期待している。

▼審査には、デザインの専門家があたり、慎重に選考が行われた。

中小企業静岡(1998年 4月号 No.533)