地域活性化の起爆剤として期待
 御殿場に「エピ・スクェア」誕生

                        御殿場まちづくり(株)
▲このたび誕生した「エピ・スクェア」。
  エピ は、フランス語で麦の穂を意味し、森の腰ショッピングセンターが麦の穂のように成長し、 地域全体の発展につながるようにと名付けられた。


 御殿場市森の腰区の商業者が中心になり、平成四年三月から検討してきたショッピングセンターとコミュニティ施設が完成し、三月八日に、同施設で竣工式が行われた。
 「エピ・スクェア」と名付けられたこの施設は、地元業者、中小企業事業団、御殿場市が出資して六年一月に設立された第三セクター「御殿場まちづくり株式会社」が建設したもの。
 鉄骨造地上二階地下一階の施設には、約八億九千五百万円が投じられ、資金調達の一部に高度化資金が導入された。
 施設の一階部分を占めるショッピングセンターには、鮮魚店や精肉店など七店舗が出店。二階部分には、最大収容人員一二六席というコミュニティ施設「エピホール」があり、わずか五分で八〇席の移動が可能となる観覧席や最先端の音響設備が整っていて、さまざまなイベントや映画鑑賞などに利用できる。

▲竣工式は、八〇席の移動観覧席が自慢の「エピホール」で行われた。


中小企業静岡(1998年 4月号 No.533)