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●物流効率化法 認定第一号
 「物流センター」が完成

(協)小糸製作所協力会

 (協)小糸製作所協力会では、清水市大内に物流センターを建設。二月十二日、同センターで竣工式が行われた。
 同組合は、昨年五月、流通業務の効率化を目的とした「物流効率化法」に基づく認定をうけ(県内第一号)、貸付対象額の八〇%を無利息・返済期間十五年(据置二年)という有利な条件で高度化資金を活用し、センター建設をすすめてきた。
 この物流センターが完成したことで、組合員の物流費の削減をはじめとした物流効率化を目指すとともに、共同納品事業などの業務拡大を目指していく。
▲完成した物流センター。施設は、鉄骨造の三階建て、延べ二千九百五五平方?。三階部分は事務所になる。総事業費は四億四千五百万円。

うまくできたかな?
 「親子おさかなチャレンジ教室」を開催

沼津魚小売商買受人(協)
沼津魚仲買商(協)

 二月二二日、沼津市の沼津魚市場で「親子おさかなチャレンジ教室」が開催された(主催:県漁業協同組合連合会)。
 この催しは、中学生以上の親子を対象に、魚の加工方法を体験してもらおうというもので、一〇〇人を超す親子が参加した。
 実習にあたっては、沼津魚小売商買受人(協)と沼津魚仲買商(協)の組合員が、アジやイカなどのさばき方を指導した。
 最近では、家庭で魚を開く機会が少ないだけに、参加者は、最初はなれない手つきで包丁を握っていたが、数をこなすにつれて、さばき方もスムーズに。
 参加者からは、「初めて魚を開いたので難しかったが、とても楽しかった」と評判も上々。
 組合としては、この教室をきっかけにして、一層魚に親しんでもらい、魚食の普及に繋がればと期待している。
▲魚がうまく開けると、指導にあたった組合員も思わず拍手。
    

中小企業静岡(1997年 4月号 No.521)