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ビジネスレポート

掛川産一番茶 ペットボトル販売へ

掛川茶商(協)

同組合は、このほど掛川産の一番茶を使用したペットボトルを発売した。

ラベルには大文字で掛川産を表示すると共に「一豊、千代のもてなし茶」を印字し、大河ドラマ「功名が辻」による誘客を掛川茶のPRの好機ととらえ、新茶シーズンに合わせ販売することとした。

ラベルには掛川城や茶産地化掛川の紹介文なども添えられ茶産地としての知名度アップ、リーフ茶の消費喚起につなげたい考えである。

値段は1本150円。掛川城前のこだわりっぱ、JR掛川駅構内のこれっしか処、組合加盟店などで販売している。

今年の1月、理事会で開発を決め、最高の旨みを引き出すための試作を重ねてきた。

同組合の斉藤松太郎理事長は「掛川産一番茶を100%使用した贅沢な商品で、我々自身が納得いくものができた。ただし、ペットボトルで利益を出そうという考えはなく、あくまで掛川茶の良さを内外の消費者に広く知ってもらえれば」と語る。

こだわりっぱで同商品を購入した女性旅行者は「一口飲めばお茶の甘み、旨みがが実感できる。おいしいです」と印象を語った。

掛川茶商協同組合が販売した「一豊、千代のもてなし茶」。
地元産一番茶100%ならではの旨みを引き出した