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住 所:〒410−2201
伊豆の国市古奈501番地の2
理事長:小出 守夫
組合員:6名
出資金:1,050千円
TEL:055−948−6198
FAX:055−948−6198
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協同組合設計集団無庵
デザイン・ノウハウを共有し、 共同事務所で、顧客満足を高める
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▲日本に運んだピンク砂岩。
住宅の壁面にも使用している。
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共同スペースでハイクオリティな作品を提供<
一般的に建築設計事務所の多くは、スタッフを一〜二名抱える小規模な事業所である。「協同組合設計集団無庵」は、伊豆の国市で一級建築事務所を営む五人によって、平成八年八月に設立された。
主な組合事業は共同受注事業と受注斡旋事業である。組合員は、いずれも個人で設計事務所を運営してきたが、事業の近代化を図るために共同設計事務所を設置。
「五人から六人というのは設計組織としては、まとめやすく小回りがきいて、ある程度の仕事がこなせる最適なサイズであり、機動性を高めてお客様に質の高い作品を提供する。このことが共同事務所で作業を進めることとうまくマッチしたと言える」(小出理事長)お互い気心を知った組合員同士で経費節減と受注拡大を図る。
オープンなネットワークで顧客満足度を高める
共同事務所で作業する最大の長所は、事務所内コンピュータが、オープンネットワークで結ばれていること。顧客に提案する設計業務のうち基本部分は、五人の組合員が蓄積してきたノウハウやデザイン等を共有し、お互いが顧客ニーズに応じて効果的に活用する。この事により作業の生産性が格段に向上する。こうして余剰時間を顧客サービスの向上やニーズを踏まえた細やかな設計業務を可能としている。「組合員同士の信頼関係と個々の技術力の高さが相乗効果を生み、多様化する顧客ニーズに柔軟な提案力で顧客満足を高めていく。会社のような上下関係の中では生み出されない自由な発想を出し合い、個性を尊重する今の形は経営的にはもちろん、精神的にも私たちに合っている」と小出理事長は胸を張る。
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