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普通職業訓練土木施工科の入校式が開催

静岡県建設学院、静岡県重機建設業(工)

 静岡県建設学院は、四月八日、藤枝市の当学院で平成十七年度の入校式を行った。
 挨拶に立った衣川克郎校長は、
「一度造った構造物は直しがきかず、半永久的に使わなければならない。それだけ建設技能者や技術者に要求されるレベルは高度できびしい。だからこそ、基本をキッチリ学ぶと共にものづくりの喜びも感じ取って欲しい」と激励の言葉を述べた。
 今後、当学院では四月から一○月までの半年間、学科と実技を指導し、後半の半年は各事業所で現場実習などが行われる。
 当学院は、県内の土木工事業者による県知事の認可法人で、現場中堅技能者の養成を目的とし昭和五四年に創設。事業運営は同組合と連携して行われている。
 新規入職者や新卒者などに対して、基本・専門分野における学科や実技を総合
的に指導するほか、組合加盟事業所の従業


▲四月八日に行われた建設学院の入校式。
員にも段階的・系統的に技能向上訓練などを行い、各種資格取得に貢献している。今年度は、建設機械運転や小型移動式クレーン、高所作業運転、玉掛け、ガス溶接など十五種類以上の資格が取得できる。
 同組合の山川安豊専務理事は
「新卒者に限らず、技能向上訓練や再訓練の場としても大いに利用して欲しい」と呼びかけている。



中小企業静岡(2005年5月号No.618)