役員改選 九割強が指名推薦
総会でトラブルが発生しやすい議案がこれ。役員人事は、事業、感情その他の思惑が絡むなど組合の対立構図を映すこともしばしばある。「昨年と同じでいい」という人任せ的発想も困るし、長年、役職そのものに固執しすぎるのも時に弊害を生む。
さて、役員はどのように決められているか。昨年は、「指名推薦」が九二%を占め断トツのトップ。「投票」は六組合にとどまった。珍しいのが選任制で、二組合が採用している。(図3)また、役員改選があった一六三組合のうち、およそ二五%の四二組合で理事長が交代した。(図4)
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