特 集 
 「くみあい百景」 
 編集室便り 






▼アンケート調査を行った
 県建具(工)。


▲県輸入住宅(協)は、
 内装品や関連資材を展示。

二〇〇四住い博・静岡県住宅展に出展

静岡県建具(工)
静岡県輸入住宅(協)

 十月八日から静岡市のツインメッセ静岡で開催された二○○四住まい博 静岡県住宅展に、県建具(工)や県輸入住宅(協)などが出展し、需要掘り起こしや商品PRに向けた展示やイベントを行った。
 県建具(工)は『建具ちょこっ戸アンケート』と称したアンケート調査を実施。建具の開閉に関する不都合の有無やデザイン・機能性の変更に関するニーズ調査を行い、アンケートの回答者には組合特製のまな板をプレゼントした。
 また、県輸入住宅協同組合は大規模なブースを構え、輸入住宅の内装品や関連資材について積極的な情報提供を行った。




▲県より表彰状を授与される
 佐野勝治理事長。(右)

新エネルギー大賞で県知事賞

静岡製材協同組合

 今年九月より稼動している同組合のバイオマス発電が、県などの主催による第五回新エネルギー大賞の導入事例部門で県知事賞を受賞した。十月二四日、静岡市のツインメッセ静岡で開催されたしずおか環境・森林フェアでその表彰式が行われた。
 同組合は、製材過程で発生する樹皮などこれまで廃棄していたものをエネルギー源として発電に利用したり熱転換できるようにした。全国的にも先駆的な取り組みで、組合のチップ工場やオガライト工場の電力に活用することにより、運営経費の大幅な削減を見込んでいる。事業費はおよそ二億二千万円で、一億四千七百万円を農林水産省や静岡市の補助金を利用した。
 表彰式では、静岡県企画部の大野耕一郎政策推進総室長より組合の佐野勝治理事長に賞状などが手渡された。



中小企業静岡(2004年12月号No.613)