特 集 
 「くみあい百景」 
 編集室便り 







▲今年の主流は明るい木目調。

今年の傾向は明るい木目調

静岡仏壇卸商工業(協)

 同組合は、十月五日から三日間、静岡市のツインメッセ静岡でシズオカ「仏壇・仏具」メッセを開催した。五日、六日は取引業者との商談日で、七日の最終日は一般に公開された。
 初日の五日は、全国から百八〇人のバイヤーが訪れ、各社の新作に熱い視線を送っていた。また、併設された現品特売会のコーナーでは、値ごろ感のある買得商品が人気を集めていた。
 同時開催した新型仏壇コンテストでは、県知事賞に有限会社牧野商店が受賞したのをはじめ、八つの各賞が同組合の栗山眞喜理事長から手渡された。
 同組合の栗山理事長は、
「今年の傾向は、色彩としては少し明るめで、木目を生かしたデザインが多い。また、竹材などの素材を多用した仏壇もいくつか見られる。歴史と伝統に安穏とせず、変化するニーズを捉えながら素材や品質を追及する静岡産の仏壇を、多くの人に見ていただきたい」と語った。



中小企業静岡(2004年12月号No.613)