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「でも、やめられない!!」
(協)セントラル  
ビジネスネット
酒井 猛

 休日は月に一度、ヨットを乗りに伊豆へ出掛けます。こう書くと、なんとリッチなと思われますが、実は友人2人とお金を出し合い、船齢20年の艇を売り、船齢10年の中古艇に替えただけの話です。
 以外とヨットマンは貧乏なのです。帆走だから燃料代もいらないし。宿泊も食事も艇の中だから、旅館代もいらない。ただし、小さな艇の中の生活だからプライバシーなんかない。一つのタオルをみんなで使う。そのタオルが雑巾にも変身する。帆走中は忙しくゆっくりできない。結構上下関係がきつい。海が荒れるとタイタニック寸前となる。そんな訳だから女性クルーなんてほとんどいない。時々、いったい何が楽しいのか話題になるが、皆にもわからない。それでも誘われると、喜々として準備をしている自分に気づくのです。


「診断実習にて…」
中央会    
沼津事務所
          伊藤 健雄

 昨年度1年間、中小企業診断士養成課程研修に参加し、診断実習の中で多くの企業の実状に触れてきた。
 どの企業も、厳しい経済環境下にあって、利益を出すことに四苦八苦していたが、その中で優秀な成績を収めている企業には、いくつかの共通要素があった。
 第一に、明確な経営方針を全社的に打ち出している
 第二に、情報の収集・加工とその活用
 第三に、技術の高揚・蓄積とそれに基づく提案力
 第四に、徹底した無駄の排除 である。
 明確な経営方針を元に、全社員が目標に向け一丸となり、情報を収集し、対外的に圧倒的な「強み」となる技術力を確保し、徹底した無駄の排除による経営資源の有効活用によって、この時代を乗り切っていた。
 今は、当たり前のことが、重要な時かもしれない。


中小企業静岡(1998年 7月号 No.536)