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トピックス

2007年ユニバーサル技能五輪国際大会
第39回技能五輪国際大会・第7回国際アビリンピック
8日間の全日程終え閉幕

第7回国際アビリンピック

日本、30種目中24種目でメダル獲得

静岡市の「ツインメッセしずおか」を会場に、15日から17日まで3日間の日程で行われた国際アビリンピックでは、29の国・地域の378人が障害を乗り越え、磨いた技を世界に披露した。

競技は30種目で行われ、80人を超える選手団を送り込んだ日本は、24種目44人がメダルを獲得。特別賞を含む入賞者は52人で中国(17人)以下を圧倒した。

参加国・地域別受賞者数(上位3カ国)

日本 金 12・銀 17・銅 15・特別賞 8
中国 金 4・銀 6・銅 7・特別賞 0
韓国 金 8・銀 3・銅 2・特別賞 3

県勢も大活躍

「機械組立」で銅メダルを獲得した増田中夫さん(県自転車軽自動車商業(協)[サイクルショップナカオ])と課題の自転車を審査する審査員。

県勢では、「コンピュータプログラミング」の細澤安仁さん((株)メディアベース・静岡市)が第1回東京大会以来、26年ぶりに静岡に金メダルをもたらしたほか、「ポスターデザイン」の小久江寛さん(SEED・静岡市)と「データベース作成(応用)」の勝澤 崇さん(矢崎総業(株)・三島市)が銀メダルを、「機械組立」の増田中夫さん静岡県自転車軽自動車商業協同組合[サイクルショップナカオ]・富士市)と「洋服―紳士服」の瀧こと代さん(コトヨ洋服店・富士市)が銅メダルを受賞した。

24段変速のマウンテンバイクを3時間以内に分解し組み立て直す技術を競う「機械組立」で、77歳と出場選手中最高齢ながら銅メダルに輝いた増田さんは、

「競技終了間際にブレーキを左右逆につけていたことに気づき、慌てましたが、事なきを得た。4年後の次回大会?チャンスがあれば是非チャレンジしたいですね」と年齢を全く感じさせない。

関連リンク

静岡県自転車軽自動車商業協同組合


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静岡の魅力を発信

ツインメッセではデモンストレーションや展示など様々なアトラクションを行う「IA2007ワークフェア」も開催。静岡の魅力を発信する「おもてなし」コーナーなど多くの来場者で賑わった。

技能競技以外にも、「障害者の雇用促進、ユニバーサル社会の実現」を目指し、デモンストレーション、展示、様々なアトラクションを行う「IA2007ワークフェア」も同時に開催された。

会場内に設けられた約190のブースや特設ステージでは、国内外の障害者が活躍する就業職種を実演するデモンストレーションや企業・団体・行政機関等による障害者雇用の取組み、最新の就労支援機器等の展示、静岡の魅力を発信する「おもてなし」コーナーなど様々なアトラクションが来場者を楽しませた。