特 集 
 多士済済 
 視 点 
 編集室便り 




青年部の五十周年を祝う

天龍木材協同組合青年部


▲ 「創意工夫を重ねながら
 会員一同努力していく」と
 挨拶する滝川会長。

 天龍木材協同組合青年部「天龍材友会」は、二月四日、浜松市の浜松名鉄ホテルで青年部創立五十周年記念祝賀会を開催した。
 会員のほか関係機関、青年部歴代会長など五十四名が出席し、半世紀の歴史をスライドで振り返るとともに、初代ミス木の精による歌でその節目を祝った。
 青年部の会員数は現在十七名。主な活動は、視察などの研修事業のほか毎年十月に開催する「木工工作広場」、三年に一度開催する「もくもくまつり」などのイベント事業を実施している。
 一般市民に木と触れ合う機会を提供し、業界のPRと木材需要の喚起を図るのを狙いとする二つイベント事業では、「木工工作」や天竜杉等の天竜材を使った椅子・まな板等の「販売会」、木に関する「相談会」など様々なブースを設け、会場は多くの子供連れで賑わい、秋の恒例行事としてすっかり定着している。
 滝川和久会長は、
「木材業界の不況に加え、会員数の減少など青年部を取り巻く環境は厳しい。しかし、先輩が築き上げてきた半世紀にもわたる青年部の歴史と伝統を引き継ぎ、創意工夫の中で一歩一歩、歩みを重ね発展していけるよう現会員一同努力していきたい。」と抱負を述べ、今後の更なる結束を誓った。




中小企業静岡(2006年3月号No.628)