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TOPICS





 制度の特徴 

◇中小企業向けシステム
 中小事業者の環境への取り組みを促進すると共に、その取り組みを効果的・効率的に実施するため、中小事業者でも取り組みやすい環境経営システムのあり方を規定している。

◇必要な取り組みを規定
 エコアクション21では、必ず把握すべき項目として二酸化炭素排出量、廃棄物排出量、総排水量を規定。さらに、必ず取り組む行動として省エネルギーや廃棄物の削減・リサイクル、節水の取り組みを規定している。これらは、環境経営にあたっての必須要件である。

◇環境コミュニケーション
 事業者が環境への取り組み状況等を公表する環境コミュニケーションは、社会のニーズであると共に社会からの信頼を得るための要素となっている。そこで、環境活動レポートの作成と公表を必須の要件としている。

 制度の構成 

 エコアクション21は、左の四つのパートにより構成されている。これに沿って取り組むことにより幅広い事業者が効率的にシステム構築を可能とし、取り組みの現状把握から目的・目標の設定、管理、改善、環境コミュニケーションにいたるまでの総合的な運用を図ることができる。


■4パート構成のエコアクション21

 エコアクション21 
 第三者審査による 
認証・登録制度
 ・「環境への負荷の自己チェックの手引き」
 ・「環境への取り組みの自己チェックの手引き」
 ・「環境経営システムガイドライン」
 ・「環境活動レポートガイドライン」



中小企業静岡(2005年6月号No.619)