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内装補修の奉仕活動を実施
静岡県室内装飾事業(協)
当組合は八月八日、静岡市内の福祉施設で、内装類を補修する奉仕活動を行った。
当事業には、組合の静岡支部に加盟する十一社から十六人の職人が参加。老人ホームなど旧静岡市内の福祉施設を訪問し、カーペットの床面やカーテンのほつれなど軽度の補修を行った。
当支部の奉仕活動は、旧静岡市の市制百周年を機に平成元年から毎年一回実施。これまで旧市内の公共施設や保育施設などを対象としてきたが、今年は九つの福祉施設で補修を引き受けることを決めた。
同組合の杉本三郎静岡支部長は、
「建具業界など他の組合が奉仕活動による社会貢献を進める中、当業界も何かできないものか、と考えていた。
施設関係者に喜んでいただき、当方としてもやりがいを感じる。今後も継続していきたい」と語った。
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防犯スクールなど九事業を採択
静岡県職場防犯管理協会
同協会は八月二七日、静岡市のホテルセンチュリー静岡で第二回通常総会を開催した。当日は、会員、来賓など合わせて七六人が出席。臨席した高石和夫県警察本部長、県生活・文化部の渡邉登県民生活総室長がそれぞれ祝辞を述べた。
総会では、十六年度の事業として各種の広報啓発事業や防犯スクールを柱とした職場防犯管理者の育成事業など、九つの事業が採択された。また、役員改選では、株式会社静岡銀行頭取の松浦康生氏が会長に再任された。
挨拶に立った松浦会長は、
「安全な社会、安心して働ける職場環境をめざすと共に、新たな時代に即した防犯活動の拠点として事業に全力を尽くしたい」と決意を述べた。
近年、全国的に刑法犯の発生件数が増加し、 本県ではその三割が事業所内で発生。加えて、手口や被害内容も多様化するなど、職場防犯の重要性は年々高まっていた。同協会は犯罪被害の減少を目的に十四年七月に設立され、県下二八地区の職場防犯管理協会が加盟。傘下に五、三八八事業所が所属している。現在、中央会に協会事務局が置かれている。
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旋盤作業部門で全国V
高校生ものづくりコンテスト全国大会
県立静岡工業高校機械科三年生の岩岡亮馬君が、八月八日、東京で行われた高校生ものづくりコンテスト全国大会の機械系旋盤作業部門で優勝した。同大会での優勝は、県内初の快挙である。
同大会は、若者の製造業離れが進む中、ものづくりの技術や技能水準の向上を図ると共に、若年技能者の育成などを目的に全国工業高等学校長協会が主催するもので、今年四回目を数える。競技は機械・科学・建設・電気など合計七種目で行われ、機械系以外の種目については、一○月二九日の広島大会で競われる予定。
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▲喜びの報告をする(左から)
松島忠範校長、岩岡亮馬君、
平岡正夫教諭、貝瀬佳章教諭。
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旋盤作業部門では、図面の指示に従い時間内でオス・メス二点のねじの制作が競われた。ねじの合わせ具合や各部の精度、所要時間、作業の安全面などがチェックされ、全国から地区予選を勝ち抜いた二三人の中で岩岡君が最優秀の成績を残した。
岩岡君は、「学校や地元企業などのご支援やご協力があってこその結果で、感謝しています。今後は技能オリンピックを目標に、さらに技能の向上を図っていきたい」と意欲をのぞかせた。
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