お知らせ 
 富士の叫び 
 FLASH 
 特 集 
 レポート 
 視 点 
 くみあい百景 
 新役職員基礎講座 
 編集室だより 






障害者の就労にエールNPOを技術支援(東京)

 首都圏ソフトウェア協同組合(本部・東京)が、障害者の在宅就労を支援するNPO法人「We CAN!(ウィーキャン)」の支援活動に乗り出した。
 「We CAN!」は、高齢者や障害者の在宅就労を促進しようと九八年に発足した特定非営利活動法人。発起人の一人の上條理事長が二六歳で事故で車イス生活に入った後、パソコン技術を習得。同じ境遇の人たちにパソコンを教え、在宅就労の道を広げるべく全国組織を設立したものだ。
 当面は、「We CAN!」メンバーが受注したが技術的に高度な仕事は、組合が手伝い、技術力の向上とともに仕事を紹介する。さらに、共同でイベントに参加したり、法制度の整備をともに関係機関に働きかける、などの活動に取り組む方針だ。



家事代行や外出付き添い女性五人で企業組合(新潟)

 女性五人による事業集団「アミスタ・じょうえつ企業組合」が上越市に誕生した。
 事業の中心となるのは「家事代行と外出同行業」。核家族や高齢世帯を対象に、食材購入や観光、生涯学習などへの外出付き添いをビジネスにする。料金体系は、月額(週一回)一万円、または一回(二時間)三千円を想定。内容はボランティア、互助的なサービスだが、組合では「ビジネスとすることで、地域を限定せず、臨機応変に対応できる」としている。
 さらに「試行錯誤を重ねつつ、サポートメンバーを募集しながら体制を整えたい」意向だ。



商工会と農家がスクラム「ぴかりん村」創立(福島)

 北会津郡北会津村の商工会と地元農家では、一体となって安全で良質な村の農産物で村おこしを図ろう―と、「企業組合ぴかりん村」を創立した。
 「食」の信頼性が問われる中、農家が責任を持って生産した農産物を使った特産品を、県内外にアピールしていく。
 メンバーは現在三五名。その半数以上を女性が占める。当初は、特産品製造には村で収穫したリンゴや大豆を原料として使用していく方針で、村商工会館の隣にリンゴとみそを加工する工場を十五年度中に建設する予定。今後、ラベルに描く統一のキャラクターなども決めながらブランド化を図っていく。


中小企業静岡(2003年 4月号 No.593)