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設立に、高度化に 新しい動きが活発化! 事務所機能の充実を目指す 中央会浜松事務所は、JR浜松駅から北へ徒歩十五分。 大井川以西から県境まで、西部地区で活躍する四〇〇組合をサポートしている。 今年の二月には、昭和四三年に開設以来三〇年を迎えたことを記念して、浜松市内のホテルに関係者三〇〇余人が集い、盛大に記念式典が開催された。 事務所が、区画整理にともない、近く移転が予定される中、熊切所長を含む男子八人、女子二人の体制のもと、事務所機能の一層の充実を目指している。 ユニークな企業組合が誕生 昨年度の浜松事務所管内での組合設立は十件。 この中で特徴的なのは、二つの企業組合が誕生した点だ。 そのひとつが「(企)浜松えるだークラブ」。企業を退職した人達が、企業向けのコンサルタントを行うことを目的としている。また身障者が中心になってパンの製造販売を行う「ぞうさん(企)」も県内初の事例として活躍が期待される。 共同出資会社が高度化を活用 組合が共同工場を建設する際の高度化制度のひとつ「工場等共同化事業」。 平成八年にこの運用が改正され、組合だけでなく会社組織でもこの制度を活用できるようになると、当地区では、いち早く会社がこの事業に着手。これが実現すれば全国初のケースとなるだけに、各方面から注目を集めている。 街づくり会社に注目! 今、袋井地区では、第三セクター方式による街づくり会社でショッピングセンターの建設を進めている。 一方、浜松駅周辺でも、商業者が新しい街づくりを検討しているほか、郡部でも大型店の出店にあわせて、地域が共生していく手段として検討する動きもある。浜松事務所では、各地区の行政や商工会、事業者等と連携を密にしながら、こうした状況に対応していく考えだ。 ”やらまいか精神”。当地の気質が端的に表現された言葉だ。 果敢なチャレンジ精神のもと、新しい風を巻き起こす地元中小企業や組合のこれからに期待が寄せられる。 |
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▲今年二月に、盛大に開催された浜松事務所三〇周年記念式典 |
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