それぞれの活動を熱く語る!
 地域で活躍する女性が集い懇談会を開催

            静岡県中小企業団体中央会
▲製品や写真などを交えて、情報を交換した。

 地域の活性化を目指して活動する女性が一堂に集まり、情報交換や問題点を話し合おうと、「地域交流による活性化を考える女性懇談会」が、三月十二日、県中央会の主催で開催された。
 会場となった静岡市の県産業経済会館には、八つの商店街や任意グループから二三人が参加。「地域交流による組合事業の効果を考える」をテーマに講演した中小企業診断士野口冬樹氏の話を聞いたほか、日頃の活動や、それぞれが抱える問題点等について意見を出し合った。
 出席者からは、商店街で実施されるイベント等で地域の特産品を販売したらどうかといった意見や、手作りだけに大量生産ができないという問題など、盛んに意見が出されていた。

牛革にスクリーン印刷。
靴やかばんに応用
 
                        (東京)
 日本革類卸売事業協同組合と東京都、印刷業者が共同で、天然皮革素材(牛革)にスクリーン印刷を施した訴求性の高い「トライアルファッションレザー」を開発。アパレルや靴、かばんなど多様な用途が期待される。
 今回の開発は、デッドストック(不良在庫)化する傷やムラがある皮革にスクリーン印刷することによって、その高度利用(原皮のコスト低減化)が図れる。吸着性が良く鮮明な印刷を施すことができ、多品種小ロット生産も可能。
 今後、組合各社の努力で企画、デザイン、生産コストの問題を解決していく考えだ。


中小企業静岡(1998年 4月号 No.533)