●各業界の状況を報告
 「西部地区役員懇談会」を開催

県中央会 浜松事務所
県中央会浜松事務所では、11月20日、浜松市のホテル・ビィラくれたけで、中央会の西部地区役員を対象に「西部地区役員懇談会」を開催。井上県中央会会長をはじめ西部地区役員など二一人が出席し、各業界や組合活動等の情報を交換した。
 会議では、「規制緩和は商業界には追い風になっていない。郊外に大型店が進出する中、地元商業者にとって厳しい状況が続いている」といった現状が商業関係の役員から報告された。
 一方製造業関係の役員からは、「今は、高品質の製品であることは当たり前。いかにコストを下げるかが大命題となっている」、「特色のある企業が結局は生き残る。それだけに、頑張れば自ずと先が見える時代でもある」と、コストダウンやオンリーワン企業となることの重要性を強調する発言があった。
 また、行政と民間との意識格差を指摘する声もあり、役員から中央会に対し、両者の橋渡し役として、民間の声を行政に反映させるよう要望があった。
▲中央会の西部地区役員が、それぞれの業界の状況について情報交換した。
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 中小企業静岡(1998年1月号 No.530)