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●温泉を守り続けて二〇年
 組合創立二〇周年記念式典を挙行
伊豆長岡町温泉事業(協)

 
▲組合員ら100人が、組合創立20周年を祝った。
 

 伊豆長岡町温泉事業(協)は、今年創立して二〇年を迎えたことから、十月二日、同町の「アクシスかつらぎ」で、組合創立二〇周年記念式典を開催した。
 組合員や来賓一〇〇人が出席し挙行されたこの式典では、記念誌に基づいて組合の歴史を振り返ったほか、長年職を務めた役職員に対して感謝状や表彰状が送られた後、記念講演もあわせて行われた。
 同組合は、伊豆長岡町において温泉資源の長期保護を目的に昭和五一年九月に設立。地元の旅館や保養所等一〇七人が組合員となり、組合から供給される温泉を活用している。
▲組合役員や職員に対して感謝状が手渡された。

 式典の冒頭、杉山理事長は、「温泉を保護し保全していくことが、組合の事業である集中管理の役割。引き続いて、いかに適正に活用していくかを念頭に置きながら事業を展開していきたい。今後も組合員各位の協力をお願いしたい」と挨拶し、集中管理への理解と協力を求めた。
 今や国民的娯楽となった温泉巡り。貴重な資源を保護しつつ、活かしていくという重大な使命を帯びた組合の一層の活躍が期待される。

 

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 中小企業静岡(1997年11月号 No.528)