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「中山間地の地域づくり」実践講座を開催 (協)環境デザインボックス |
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▲参加者は車座になって熱心に議論。中央には、地元住民と組合員の共同制作による創作生け花が展示された。 | ||||||||||
六月二十一〜二十二日、春野町勝坂地区の神楽の里で、「中山間地の地域づくり」のあり方を考える実践講座が開かれた。 この講座は、建築士や造園業者など異業種で組織する(協)環境デザインボックスが、組合設立五周年を記念して主催したもの。当日は、行政及び一般の各分野から約六十人が参加した。 はじめに基調講話した静岡大学の小櫻義明教授は、「地域づくりは、仕事としてやるものとボランティアでやるものとがある。住民自身が真剣に地域づくりに取り組んでいるところを優先した助勢が肝要」と住民の熱意が基本となることを指摘した。 このあと「中山間地の魅力を探る」をテーマに参加者全員で討論が行われ、ゲストによるユニークな事例発表と、過疎化を逆手にとった少人数教育の手法などが提案された。 また、講座に引き続き、バーベキューと勝坂を舞台にした映画鑑賞のあと、囲炉裏を囲んでの談義が明け方まで続いた。 |
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中小企業静岡(1997年08月号 No.525) |