同社は、昭和23年設立以来、古紙原料100%の再生紙トイレットペーパーやペーパータオルを70年以上にわたり製造し、生協、官公庁、病院・介護施設等に提供してきた。同社の製品は、古紙100%の原料を使用し、塩素漂白を行っておらず環境に優しいことが特徴である。また、CO2削減のため都市ガスを燃料に使用しており、排水の浄化にも取り組むなど、ゼロエミッションを目指した技術開発に力を入れている。「環境と人にやさしい製品づくり」をモットーにしている同社が、現状の製紙工程で懸念点としていたのが、蒸解工程における薬品の使用である。これまで、古紙中のインクを除去するため「二酸化チオ尿素(FAS)」という還元剤を使用していた。当剤は人体に有害であるほど強力である上、100%輸入品であるため安定供給にも問題がある等、様々な課題を抱えていた。そこで、上記課題を解決し、コスト軽減や品質向上を図るため、FASをアルカリ性電解水に置き換えることを計画した。49 代表取締役 山﨑 清貴氏■ 社 名 : 新橋製紙株式会社■ 代表者名 : 代表取締役 山﨑 清貴■ 所 在 地 : 〒417-0003 富士市依田橋町1番5号■ 取 材 地 : 同所在地■ 設立年月 : 昭和23年5月■ 業 種 : パルプ、紙、紙加工品製造業■ 資 本 金 : 10,000千円■ T E L : 0545-52-0777■ U R L : https://www.shimbashi-paper.jp/会社概要取り組みの経緯令和元年度補正事業 10次締切薬品使用の見直しにより更なる品質向上へ古紙蒸解工程におけるアルカリ性電解水利用による還元剤の減量24新橋製紙株式会社
元のページ ../index.html#50