あった。のパターンなどが細かく指定されており、裁断時の確認が必要となっていた。る裁断を型紙に合わせて手作業で行っているため、多くの時間を要していた。合致した機械の選定を行い、同社の強みを活かすことにより、一点物サンプル縫製の受注体制の構築を目指した。導入した機械は、一枚切り自動裁断機ECOPIAであり、専用にカスタマイズして試作を行った。その結果、同社のCAD/CAMと連動させることで、精密な裁断に対応できることが確認された。事業に取り組むにあたっての課題は、品質と納期で品質では、一点物のため、柄の位置や切り替わり、縞また、納期に関しては、超短納期要請に加え、数百あこうした課題解決に向け、同社では、設備選定基準に同設備の導入によって、切断作業の自動化が実現した。従来では、切断担当と裁縫担当を別に配置していたが、一連の工程を1人で担当することが可能になった。自動化によりリードタイムが短縮され、プレタポルテ向け作品について、これまで1着につき5時間かかっていたものが4時間となり、1時間の短縮が実現した。また、同社では裁断する生地にプロジェクターを使用して図面を投影し、機械がカメラで投影された生地を撮影し裁断を行っている。発注先との打ち合わせの際に、この撮影画像を共有することで、生地の柄の切断に関して、より正確な情報共有が可能となっている。渥美社長は「業界的に手作業が多く、なかなか自動化できる部分が少ないが、今回の導入を機に多くの製品に対応できるよう体制づくりをしていきたい」と語った。48ものづくり補助事業 成果事例導入した一枚切り自動裁断機縫製された製品取り組みの内容結 果近年プレタポルテ(高級既製服)ブランドから同社への縫製依頼が増加している。そこで自動裁断機を導入し、同社のCAD/CAMと連動させることで革新的裁断工程を構築した。その結果短納期化(4時間/着)を実現すると共にプレタポルテブランド向け高品質製品を出荷する体制を整えることができるようになった。▪具体的な事業内容縫製技術を活かした革新的裁断工程の構築強みを活かしたより柔軟な製造工程の確立
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