ものづくり補助事業 成果事例集
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従来の製造工程を改善するため、課題となっていた従業員の手作業による製造工程について、産業用ロボット及び紙ひも加工機一式を導入した。自動化により、従業員の作業負担を軽減した上で、生産性の向上を図っていく。ナンス・保守点検費用の増加についても課題とされていたが、設備の入替によって製品の不良率が減少し、設備保持に関するランニングコストも含め、費用面の改善が図られた。巻きセット、平ひも撚り、巻き取り、取り出し、包装の工程がある。されたことで、従業員による手作業工程の削減に繋がり、労務従事時間が減少したほか、各工程における製造時間の短縮や生産能力及び製品品質の向上が確認できた。本事業では、主力商品の平ひも「ひらりS」におけるまた、既存設備の老朽化による不良率の増加やメンテ本製品の製造工程は主に6つに分かれており、段取り、今般の設備導入により、主に6工程中の4工程が改善設備導入による自動化の具体的な結果として、段取り工程では作業時間が約120分短縮され、各工程を合算したトータルでの作業時間は、約190分短縮された。また、取り出し工程では完全無人化が実現したことで、従業員の作業負担は大幅に軽減された。商品自体については、機械設備の精度が向上したことにより、従来の不良率5%が現状においてはゼロに改善されており、コスト低減に繋がった。設備導入以降、派生的な効果として、自動化による余剰時間を有効活用し、他製品の受注にも柔軟に対応できる体制が構築された。さらに、ECサイトの拡充や大口取引客先への営業を強化し、販路拡大に寄与している。同社は、梱包及び結束用資材の側面だけでなく、クラフト用資材という新たな側面を含めた紙ひもの開発・製造に今後も邁進していく。また、日々業務にあたる従業員の目線に立った経営を継続できるように生産性の向上や省人化等を積極的に図ることで、企業価値を今まで以上に高めていく。32ものづくり補助事業 成果事例導入した産業用ロボットと紙ひも加工機一式製造された「ひらりS」と関連商品取り組みの内容結  果クレープ紙の加工について高い技術力を有する同社は、平ひも「ひらりS」の生産性向上を目的として、製造ラインに産業用ロボット及び紙ひも加工機一式を導入することで従業員の労働環境改善、売上高の増加、販路拡大、商品ラインナップの拡充を図った。従業員の作業負担縮小と新たな可能性を持つ紙ひも製品の開発・製造▪具体的な事業内容設備導入による製造工程の自動化

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