同社は、1933年の創業以来、精密シャフト・ローラーや船外機のエンジンパーツなど、産業用機器における気密性が求められる部品を生産してきた。鍛造、切削加工、研削加工、超仕上げ加工の各分野において、ミクロン単位の高精度を実現する技術力を有し、素材からの一貫生産を可能とする体制を整えている。同社が製造している、産業用ディーゼルエンジンの動力を燃料ポンプと連結する「カップリング部品」は、取引先から非常に高い精度を要求されている。同社は、本来は研削加工にて行う加工に切削加工を用いることで低コスト化を実現し、取引先の信頼を築いてきたが、この作業は専用治具とベテラン工員による感触や経験に依存しているため、属人化や時間的コストの増加といった課題が生じていた。このような背景を踏まえ、治具への脱着作業(旋盤着座作業)をロボットハンドリングにより自動化することで、これらの課題の解決を目指すこととした。ロボットを活用することで、作業の均一化や精度の向上が期待できるほか、工員の負担を軽減し、作業の省人化を図ることが可能となる。21 代表取締役 宮木 茂明氏■ 社 名 : 株式会社ジャパン・ミヤキ■ 代表者名 : 代表取締役 宮木 茂明■ 所 在 地 : 〒431-3101 浜松市中央区豊町3226-1■ 取 材 地 : 同所在地■ 設立年月 : 昭和30年5月(法人化)■ 業 種 : 輸送用機械器具製造業■ 資 本 金 : 10,000千円■ T E L : 053-433-3717■ U R L : https://www.japan-miyaki.co.jp/会社概要取り組みの経緯令和元年度補正事業 2次締切ベテラン工員に依存した工程の自動化を目指すロボットを活用した旋盤工程の自動化と超精密加工の伝承10株式会社ジャパン・ミヤキ
元のページ ../index.html#22