ものづくり補助事業 成果事例集 補助金事業
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平成29年度補正事業4■ 取 材 地:同所在地■ 設立年月:平成18年4月■ 業   種:生産用機械器具製造業■ 資 本 金:3,000千円■ T E L:0538-86-5656■ U R L:https://www.finetechnica.co.jp磐田市小立野256本社ユーザーの嗜好性が販売台数に影響する自動二輪車は、その製作においてデザイン性を重視した設計が行われる傾向にある。そのため部品メーカーはデザイナーが設計した図面を量産時に均一生産できるかどうかが業務を受ける上での重要なポイントとなっている。有限会社ファインテクニカは、自動二輪車及び四輪車の試作部品やプレス部品を成形する金型の設計・製作を行う事業者として、特に絞り加工(プレス加工の一つ)を背景とした複雑形状かつデザイン性の高い金型製作を得意としている。近年、同社の取引先では部品点数や成形コストの削減とともに、デザイン性を高めるため、つなぎ目をなくす傾向にあるが、これらの成形には「深い絞り加工」が欠かせない。さらに、ユーザーから人気が高まっているステンレスやチタンなどの難加工素材は、形状が複雑であるほど加工時にしわや割れが発生しやすく取り扱いが困難である。深い絞り加工や複雑形状の難加工素材を成形するには「大型金型」が不可欠であり、こうしたニーズの高まりから、同社では「大型金型の製作」に取り組むこととなった。代表取締役 横井将一氏(右)三次元測定機(左)で図面がない金型部品の修理や製品のデータ化に対応企業HPはこちら複雑かつデザイン性を重視した形状を成形する金型製作取り組みの経緯会社概要■ 社   名:有限会社ファインテクニカ■ 代表者名:代表取締役 横井将一■ 所 在 地:〒438-0838有限会社ファインテクニカ海外需要が見込まれる自動二輪車部品の意匠性向上に必要な大型金型製作計画02

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