特 集 
 「くみあい百景」 
 編集室便り 





ISO14001認証取得に挑戦

東芝機械協力協同組合

事務局長 上村 昭広

 空梅雨の後は凄い猛暑になった。
北陸は豪雨に泣かされ大変な被害を蒙った。
南アジアも豪雨で千人以上の死者が出た。
どうも地球は尋常でない。温暖化により異変が起きているのだろうか?
 環境負荷を減らすISO14001環境マネジメントシステムは10年程前から日本に入ってきた。
地球を保全し、子供達に健全な地球を残す先人が考えた地球を救う最後の手段である。
 さて、当組合は環境調査依頼を受けたことに端を発し、課題に取組んだ。環境測定を一手に委されている東芝機械環境センター(株)から出来たばかりの安価に取得する群審査を奨められた。平成15年の年明け早々から組合事業として着手した。折しも不況で空きっ腹な時である。9社の組合員は猛烈な小集団活動を開始した。
 平成16年6月見事に9社揃って目標を達成した。各社の喜びは高く、久々のヒットした組合事業になりました。


新設組合紹介



「天城木の家」の普及めざす

天城木の家(協)
加茂郡河津町筏場827番地

理事長 鈴木 正治

 河津町で住宅建設業に関わる関連業者が連携し、地場材の杉・檜を多用した住宅「天城木の家」の普及に乗り出す。
 組合員は町内の林業、製材、工務店、建築設計業など21社で、設計から施工・監理に至る家づくり一式を担当組合員に斡旋する。契約高の2%を手数料として徴収する計画で、年間4、5件の斡旋件数を見込む。
 天城木の家は、(1)天城材70%(2)バリアフリー(3)在来工法による骨太の家(4)新建材を極力使わない―などをコンセプトとし、日本古来の建築様式へのこだわりを強調する。
 鈴木正治理事長は、「7月から本格的な活動に入り、今後、新聞広告、組合パンフレットの作成、組合員企業の共通看板作成など積極的なPR活動を進めていく」とし、「今後、町や地元森林組合、農林事務所、商工会、中央会などと連携を密にしながら、円滑な組合運営を図りたい」と抱負を語った。
Tel 0558-35-7930[ (株圏髢リ嚼ン内]s建設内]



中小企業静岡(2004年9月号 No.610)