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特 集
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バイクで通行中の別の車を無理やり追い抜こうとジグザグ運転をしたり、騒音で住民の安眠を妨害したりする若者たちは昭和34年頃から「カミナリ族」の名で呼ばれ、世間の非難を浴びるようになった。彼らはマフラーを取り外したオートバイでバリッ、バリッと走り回った。現代でいう暴走族の先駆けといえる。
昭和47〜48年頃には、暴走族の組織化が進み、グループのワッペンやステッカー、旗等を作り仲間を募って勢力拡大を図るようになった。
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『会社などで、部屋の窓際に席を与えられ、業務の中心からはずされて毎日を退屈に過ごす中高年サラリーマンを揶揄(やゆ)した言葉』と広辞苑にも掲載されているほど、由緒正しき言葉になってしまった。
その発祥はオイルショック(1973年)後の不況から立ち直れない状況下に生まれた哀感のこもった流行語だった。
やがて、リストラ(という名の首切り)の嵐が吹き荒れ、『窓際と呼ばれた頃がなつかしい』とサラリーマン川柳にも詠まれているように、それでも会社に残っていられる窓際族は今となっては羨望の的(?)となった。
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