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現場に即した教育・訓練を　中堅技術者を育成

静岡県重機建設業（工）





▲真剣な眼差しで実習に取り組む受講生たち。
必要とされる分野は広い。
　「創造力のある人間に育ってほしい」。四月十一日、藤枝市潮の静岡県建設学院では、十五年度普通職業訓練土木施工科の入校式が行われ、激励と期待の言葉が続いた。
　機械土木工事業に必要とされる技術水準は高く、現場から実情に即した技術者・技能者の養成が不可欠になっていることから、静岡県重機建設業工業組合（組合員三九社）では、職業訓練法人県建設業能力開発協会と連携し、協会が運営する静岡県建設学院で教育訓練を実施。組合員企業の従業員の技術向上と各種資格・免許の取得にあたっている。
　入校したのは高校を卒業したばかりの新社会人から組合員企業の後継者までの若者たち。今後はクレーン運転、ガス溶接、玉掛技能など業界振興の一翼を担う人材となるべく年間スケジュールに基づいた教育訓練が続いていく。

中小企業静岡（２００３年　５月号　Ｎｏ．５９４）