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▲事業の拠点となる組合会館
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各種食料品、繊維、金物鋼材、日用雑貨など六四社で構成する卸売り団地の(協)静岡流通センター(静岡市)では、インターネットを活用した卸団地統一の営業情報システムを構築した。
組合員企業が扱う商品を幅広く網羅。組合のホームページから希望の商品ジャンルを選ぶと、写真などの画像情報を盛り込んだ詳細な関連商品情報と扱い企業が紹介される。
組合員企業が扱う商品を一元管理し、情報を提供することで、異なった商品を扱っている組合員間の取引も活発化し、相互理解も深まりつつある。今まで、組合を窓口に組合員同士で取引するケースはほとんどなく、センター内企業同士で供給できる商品は可能な限り、内部で調達し、効率化やコスト削減にもつなげる。さらに、組合員が抱える一万に及ぶ商店や事業所などの取引先にシステムの利用普及を図り、販売を拡大していく。
当システムは四月十七日に十八社の参加でスタート。取扱い品目は既に二千にのぼっているが、さらに十五社が参加を決めており、徐々に内容を拡充していく予定だ。