●理事の役割と責任を考える
「組合理事講習会」を開催

静岡県中小企業団体中央会

取締役の会社に対する責任を問う事件が、新聞紙上等で報道される中、組合の“取締役”にあたる理事の職責をもう一度見直そうと、静岡市の県産業経済会館で「組合理事講習会」が2回シリーズで開催された(主催:県中央会)。
 9月29日に行われた1回目には、「組合運営における理事の役割と責任」というテーマで、理事が行うべき職務などについて、中央会石田耕司指導部長代理が解説。
▲10月28日に開催された第2回目の講習会には、100人の組合理事が参加。自らの法的な立場について研修した。
 第2回目は、弁護士の増田堯氏を講師に招き、10月28日に開催。「理事に関する法令上の考え方」をテーマに、判例や事例を交えながら理事に関係した法律上の問題点について考えた。
 この講習会には、2回の研修を通じて延べ約250人の理事が参加し、自らの職責を再認識した。
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中小企業静岡(1997年12月号 No.529)