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●リニアモーターカーと地元商店街を視察
 〜斎藤行正氏(県組合士会相談役)が
全国中小企業組合士協会連合会副会長に就任〜
静岡県中小企業組合士会

静岡県中小企業組合士会

▲視察した「身延駅前しょうにん通り商業協同組合」
▲山梨県立リニア見学センターでリニアモーターカーの仕組みなどについて説明を聞いた。
 県内の組合士98人で組織する県中小企業組合士会(山川安豊会長)では、7月25〜26日、研修事業の一環として山梨県を訪問。
 初日の25日には、都留市にある「山梨県立リニア見学センター」を訪ね、21世紀の輸送システムとして注目を集めているリニアモーターカーについて研修した。
 この見学センターでは、走行試験の様子を見学したり、模型や展示物でリニアの概要を知ることができる。
 視察当日は、あいにく走行試験の見学はできなかったが、館内の展示物やビデオで、リニアモーターカーの構造や、現在すすめられている開発計画等について担当者から説明を聞いた。
 2日目には、「身延駅前しょうにん通り商業協同組合」を訪問し、“平成の古都”をテーマに商店街の再開発に取り組んできたまちづくりの経過などについて、同組合加藤基道理事長から説明を受けた。
 県組合士会では、「1組合、1人以上の組合士」を合い言葉に、組合士制度の普及に努めるとともに、会員の研鑽を目的に、今回の視察研修をはじめ、さまざまな研修会を開催している。
 今後こうした活動を通じて会員の資質向上に努めるとともに、ひとりでも多くの組合関係者に組合士の資格を取得してもらうよう働きかけていく。
 平成7年度まで県中小企業組合士会の会長を務め、現在同会相談役として活躍している富士宮鉄工団地(協)専務理事の斎藤行正氏が、29の都道府県の組合士会で組織する「全国中小企業組合士協会連合会」の副会長に就任した。
 これは、去る6月20日の連合会通常総会開催時に行われた理事会で決定されたもので、斎藤氏は、連合会の理事を務めた後、今回の副会長就任となった。
▲全国中小企業組合士協会連合会の副会長に就任した斎藤行正氏

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 中小企業静岡(1997年09月号 No.526)
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