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●組合間の受発注でプロジェクトを展開!

静岡県中部都市開発事業(協)
中部重機(協)
 宅地造成業者等で組織する県中部都市開発事業(協)では、藤枝市下藪田地区で宅地造成計画を進めているが、その基礎部分となる「粗造成工事」を、建設業者等で構成する中部重機(協)に発注。この3月に本契約を取り交わし、現在、本格的な工事が進められている。
 今回の宅地造成は、面積が延べ一万三千坪、一二〇戸の宅地を開発する計画で、現在進められている粗造成工事だけで四〇ヵ月を要し、完成まで約五年という大がかりなもの。
 二組合間での取引はこれが初めてだが、以前中部重機(協)が県中部都市開発事業(協)の組合員から受注した経験があることから、今回の組合同士の受発注が実現した。
 組合間同士での受発注で、大型プロジェクトが展開されるケースは比較的少ないだけに、今後の動向が注目される。
▲大型のパワーショベルがフル稼働し、ひっきりなしにダンプカーが発生土を運搬する。
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 中小企業静岡(1997年08月号 No.525)
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